大家さんが遭遇するゴミ屋敷への対処や抑止方法について

ゴミ屋敷片付けの場合

 

大家さんでゴミ屋敷に遭遇する人はそれなりに多いのではないでしょうか?

ゴミ屋敷の片付けは大家さんとしては頭を悩ませる問題でもあります。

また、所有する建物に対してゴミ屋敷は維持管理の負担にしかなりません。

例えば、本ばかり置いてあり、床面耐荷重を超えて荷物が置いてあれば当然床が抜けるリスクがあります。

また、食べ物や弁当ゴミなどが多く散らかっている部屋などの場合はゴミのにおいにつられてネズミやゴキブリが引き寄せられ、それらの住処の温床となり、隣接する部屋に移ったり、その後の居住者が済んだ後にも出てくる可能性が増えてしまい、ゴミ屋敷を作られてしまうリスクは大家さん側にとっては何もいいことがありません。

そこで今後大家さんが貸した物件、建物で居住者にゴミ屋敷化させないようにするコツやされてしまった場合のコツをを少し書いておきたいと思います。

ここでは特に法律に基づいてどのように対策をするかということになります。

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まず、最初に一番多くの問題があるとすれば現状、ゴミ屋敷を作られてしまった場合についての対策ですがゴミ屋敷を作った居住者を簡単に退去させることは法律的にできるのかといえば時間をかければできるが時間をかけなければできないということになります。

一番簡単にできることがあるとすればまずは契約更新をしないことです。

契約更新をしないことを前提に片付けをさせることが必要になり、これで片付けを進めることができるのであれば、一番問題がないと思います。

それ以外に賃貸契約の事項にゴミ屋敷などの著しく部屋を汚してしまっている場合は即日退去などの記載があるのであれば、契約違反として最終的に退去を迫れる場合もあります。

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次に仮に片付けが終わって再度契約する場合や新規で今後契約を結ぶ場合、別途契約書を結ぶなどの対応も必要になってきます。

内容についてはゴミや周囲に迷惑をかける状況である場合に対する迅速な対応、それらを撤去する際にかかる費用の負担、ゴミ屋敷化した場合の二次的損害についての原状復帰(ゴキブリやネズミなどが発生した時に対する駆除、消毒費用)などの保証を求めるのもいいかもしれません。

大家さんであれば、一般的な原状復帰であれば、今や居住者に請求することはできないことは周知の事実だと思いますが特定の細かな状況に関しては別案件となりますのでそのあたりについても事前防止をさせるためにはっきりと具体例を記述した契約書を作成しておくとゴミ屋敷を防止する効果にもなります。

特に集合住宅のゴミ屋敷化の場合は本当に利点がありません。

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これらが一度発生するようになってしまった場合、隣接する部屋に発生してしまうと上下左右の家を行き来するので結果的に周りの建物にもゴキブリやネズミが発生することになってしまいます。

その場合、実質的な建物全体の損失を被ることになるのでこのようなことが起きないようしっかりとした契約書を結ぶことが前提になります。

また、ゴミ屋敷にかかわらず、普通に住まわれてしまっていた方がなくなられてしまった場合に行う遺品整理などでも同じ事が言えます。今後は単身の高齢者が増えていきますのでなくなってしまったときに遺品をどうするかなどの記載や連帯保証などがどこまで保証するのかなどいろいろとその後の問題に対応するために記載することもお勧めします。

そういう意味でも今後、このような契約を結ぶ必要性はどんどん増えていく可能性がありますので大家さん側でもしっかりとした契約と周知を居住者に行っていく必要があります。
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但し、このような契約書は必ずしも法律的にすべてが認められるとは限らないものでもあります。

作ったから必ず、守らせられるということではありませんが、契約書に具体的に状況などを記載することによって居住者に対し、そういうことはやってはいけないという抑止力を働かさせることが一番の目的であり、ゴミ屋敷を作らせないことが一番問題にならないわけで、大家さんの立場からゴミ屋敷化を抑止する方法として取り入れてもらうことが重要と思います。

そういう意味でも居住者の方に借りているからえらい。お客様は神様的なことを思わせるのではなくあくまで賃貸物件は周りとの共助の中で成り立つものであるということを理解してもらう必要もあります。現代日本に置いては核家族化が進んだことでこのような部分が希薄ともいえますが大家さんの立場としてはより一層こういう部分を理解してもらえるよう努力し、周知する必要性はあります。

今回はゴミ屋敷化してしまった場合の対応と、抑止について記載しましたがいかがだったでしょうか?

ゴミ屋敷は近年よく話題に上がる問題でもあります。

少しでもこのような問題で大家さん側で対応することが減るよう自己防衛を進めてみるのもいかがでしょうか?

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