遺品整理を上手に進める片付け方・② ~作業段取り編~

遺品整理の片付け方

今回は 遺品整理を上手に進める片付け方・① ~現状確認編~ にて遺品整理を進める部屋の現状確認が終わった上での段取り編となります。

この部分がまだ終わっていないようでしたら、改めて 遺品整理を上手に進める片付け方・① ~現状確認編~ を読んで事前に確認するべき要項を確認してください。

さて、今回は段取り編ということで実際に作業をする前に道路と建物設置状況などを確認していきましょう。

この作業段取りの確認が今後の作業進捗の8割を占めるといっても過言ではありません。そのぐらいここでの現場毎の現状把握が必要ということになりますので是非こちらも参考にしてください。

 

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①建物と運搬車両やゴミ捨て場までの位置、付近の接道について確認

まず、一番大事なのは作業をすると決めた段階もしくは自分たちでやれるか考える段階でこの部分を最初に確認するべきと思います。

なぜかというと片付けを行っていくと当然不用となった物はどこかで捨てていくことになります。捨てるものについてはどういう形であるにしろ部屋からは出して何かしらで処分してもらえるレベルまで分別をして車両に持っていったり市町村の指定日ににゴミ捨て場にもっていき処理してもらうといった感じになります。

例えば戸建の場合は建物と接道する道端や敷地内に駐車場などがある場合は建物付近に置いて作業を行うことが出来ると思います。また、マンションなどの場合は共用駐車場などにトラックを置いたり、集合ゴミ捨て場がある場合などもあるので場合によっては予定をうまく合わせてゴミの処分を進めることなどもできます。

 

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ただ、マンションやアパートでも建物付近にトラックが止められず離れたところに車両を止めて作業しないとならない場合や、マンションのように高層階で尚且つ横に渡り廊下が長いマンションなどもあるので一概にすべての作業環境が同じとは言えません。ですので事前に搬出する部屋から運搬車両やゴミ捨て場などまでの距離がどれくらいあるのかを確認しておきます。また、付近の接道についても同様な事が言え、トラックの大きさなどによっては車両自体が入ってこれない場合もあるので必ずこの二点については確認していただく項目となります。

特に高層マンションのように高くて横に長い場所の場合は事前に手押し台車やカゴ台車などが必要になる為、事前に道具を用意する必要が出てきます。

特に女性や高齢者の方などについては体力や筋力が少ない為、補助的な道具の必要性が増します。

もし遺品整理をやることがある場合はこの辺について一度よく見て検討してから作業に入ることをお勧めしております

 

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②片付けたい部屋から運搬車両やゴミ捨て場までの搬出経路の確認

状況についていろいろありますが特に3F以上のマンション、アパートはよく確認しておいた方がいい要件になります。

まず、建物から車両までの距離を概算でいいので歩数などで測ってみましょう。大体の距離がわかると歩幅で大体の距離がわかると思います。これは距離によって搬出の手間がどの程度かかるのか比較するために用います。

例えば部屋から車両やゴミ捨て場まで片道10mであれば往復で20m、搬出に100往復すれば、2km歩いたことになります。そうするとこの部分をどのようにして運ぶかを検討しなければなりません。

例えば①でも紹介しているように台車やカゴ台車を使用する方法もあります。ただ、この場合はエレベータを利用出来る場合はそのまま台車ごとエレベーターに乗って荷物を運び出すことが出来ますが階段の場合だと手押し台車などで横運びはできたとしてもその他の荷卸しはすべて手降ろしになります。

そうすると、荷物を取りまとめることと運搬でかかる時間などを考慮して日程を組まないと予定時間内に終わらなくなったり、ゴミの運搬先への搬入時間に入れない危険性がでてきます。

一般的に遺品整理をやろうと考える方は大量の不用品をある程度割り切って選別し、捨てるものは出来るだけ安く大量に捨てることになるので運搬計画を立てることは非常に大きな割合を占めることとなります。

 

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③通常の搬出経路以外の使用可否の確認

この部分はある程度敷地の広さがあり、2F程度からの運び出しを想定した場合にどのような搬出経路を用意できるかを確認してもらいます。

例えば、庭付き一戸建ての2Fに荷物がたくさんあった場合に階段から荷物を運び出すのは内装に傷をつけてしまったり、階段を往復することによって体力を消耗させられたりいくつかデメリットがあります。。

そこで周辺の状況が広く比較的傷などがつかない状況があるのであれば2Fベランダから1Fの庭や運搬車両の荷台に直接不用品を落として積み込むことで積み込みと横運び運搬の手間を省けるといった感じのことです。

この方法も量が多い時に置いては非常に有効な手段となりえますのでそれなりの物量があるのであれば是非検討いただければと思います。

 

以上、作業の段取り編については以上の三点が主な内容になります。

まずは状況に合わせて予定できる作業かどうか様々な外的要因も検討しながら作業の日程を組むことが重要となりますのでこの辺を見ていただき作業段取りの参考にしていただければと思います。

次回は片付け作業編になります。

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